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Qちゃん先生の子育てのヒント

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子育てハッピーセミナーDVD


「ほめられる子は思いやりも育つ」というタイトルの新聞記事が
目にとまりました。
2009年2月28日付の読売新聞。 http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090228-OYT1T00545.htm


育児で「ほめる」ことの重要性が、
科学的に 証明されたのは初めて。



記事を転記します。


ほめられる子は思いやりも育つ…科学の目が初めて証明



乳幼児期に親からよくほめられる子供は、他人を思いやる気持ちなどの社会適応力が高くなることが、科学技術振興機構の長期追跡調査で明らかになった。育児で「ほめる」ことの重要性が、科学的に証明されたのは初めて。3月7日に東京都内で開かれるシンポジウムで発表する。


筑波大の安梅勅江(あんめときえ)教授(発達保健学)らの研究チームは、2005~08年、大阪府と三重県の計約400人の赤ちゃんに対し、生後4か月、9か月、1歳半、2歳半の時点で成長の度合いを調査した。調査は親へのアンケートや親子の行動観察などを通して実施。自ら親に働きかける「主体性」や相手の様子に応じて行動する「共感性」など、5分野25項目で評価した。


その結果、生後4~9か月時点で父母が「育児でほめることは大切」と考えている場合、その子供の社会適応力は1歳半時点で明らかに高くなった。また、1歳半~2歳半の子供に積み木遊びを5分間させたとき、うまく出来た子供をほめる行動をとった親は半数程度いたが、その子供の適応力も高いことも分かった。


調査では、〈1〉規則的な睡眠習慣が取れている〈2〉母親の育児ストレスが少ない〈3〉親子で一緒に本を読んだり買い物をしたりする――ことも、子供の適応力の発達に結びつくことが示された。 (2009年2月28日14時40分 読売新聞)


くしくも、「子育てハッピーアドバイス」の著者、明橋大二先生の
DVDを見終わったところでした。





DVDで先生の講演が聴けるのです。
素人にも大変わかりやすい。
そして、すごい説得力。
本で読むよりも、DVDのほうが何倍もインパクトがあります。


内容は、私が2007年3月17日(日)に受けた明橋大二先生の
子育て特別公開講座にそっくりでした。


DVDは家庭で、時間のあるときに、夫にも見てもらえる
のが大きなメリットだと思います。
ぜひお父様方にも見ていただきたい。
夫を【教育】して【父親にする】のは妻の役割だと思っています。


うちの夫教育も、ウンチのおむつ替えから始まりましたよ。
ウンチをしたら、「ウンチしたよ~。」と夫を呼んでいました。
ギボ(義母)は白目むいて口から泡ふいていましたが、
そんなことおかまいなし。


「おむつを変えさせてもらえるんだから、ありがたく手を合わせて
感謝しなさいよ。大きくなったら、おしりなんかおがませてくれないよ。
ほら、『ありがとう』って言いなさいよ。」
なんてね。


息子の激しかった夜泣きの時もそう。
翌日会社で仕事だろうが、夜中たたき起こしてずっと抱っこしてもらいました。
私も翌日子育てという大事な仕事を持っていましたからね。
夫も汗水たらして子どもを世話したことによって、
だんだん父親らしくなってきました。


そして、子どもは赤ちゃん時代から世話をしてくれたことを
肌が覚えているのでしょう。
父親を大変慕っています。
くり返しますが、夫を【教育】して【父親にする】のは妻の役割だと思います。


このDVDも無理やり(!)見せましたよ。
非常に長いDVDでしたが(1時間超)神妙な面持ちで見入っていました。
感想を聞くと「よかったよ。」と言っていました。
子育てについてしゃべりまくる私に反して、あまり多くは語らぬ夫。
でも、子育ての大事な根幹の部分をしっかり頭に焼き付けてくれたことでしょう。


そして、その「ほめること」ですが、他国に比べ、自国の子どもたちの
自己評価の低さについて、 本にはこう書かれています。


日本においては、子どもに対する大人社会の眼差しに、
否定的な意見が多い。「なぜ、このぐらいできんのか」とか、
「わがままだ」「甘えている」「ぜいたくだ」とか、
そういう否定的な言葉ばかりを繰り返してきた結果
じゃないかと思うのです。
(中略)


もっともっと、日本の子どもたちを、ほめてやっていいんじゃないか、
日本の子育ては、もっともっとおおらかであっていいんじゃないか、
と思うのです。



私も、ほめるのを後まわしにして、否定的な言葉ばかりかけていないか、
反省しているところです...


新聞記事では、生後4ヶ月から2歳半の子どもの調査とありましたね。
明橋先生は、自己評価(自己肯定感)の土台が作られるのは
0~3歳だと明記しておられます。
乳幼児の子育てがいかに大事か、わかりますね。
DVD、おすすめです。


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